こんにちは。アッシュホームです！

Instagramで恒例の「Ash Homeアンケート」。2022年12月に「どちらの和空間が好き？」というテーマで、純和空間と小上がり和空間のどちらが好きか？みなさまのご意見をお聞きしました。純和空間とは独立した部屋に畳敷きで障子がある、昔ながらの和室のことを指します。小上がり和空間はリビングなどの一角を小上がりにして、その部分のみを畳敷きにした空間です。
アンケートの結果、87％の方が小上がり和空間を選ばれました。
ご協力ありがとうございました。

こうした結果になったのは、生活様式の変化が背景にあると考えられます。和室は来客時の客間として、また親族が集まった時などの寝泊りする部屋として使われてきました。しかし最近では、来客があればリビングで対応したり、またコロナ禍以降は家に誰かが泊まったりすることも少なくなったかと思います。
加えてスリッパをいちいち脱がなければならない、畳や障子の張り替えなどでコストがかかるといったデメリットもあります。一方で手軽に和のテイストが楽しめる、お子さまを寝かしつけるのに便利、小上がりの段差の部分に収納が設けられるといった理由で、小上がりの和空間を選ばれる方が増えてきているのではないかと思います。

とはいえ、使われる機会が少なくなった純和空間も魅力的ではあります。やはり日本の伝統的な畳敷きと障子、床の間がある空間は落ち着きます。自由設計であれば、本格的な和室も、便利な小上がりの和空間も、お好みに合わせて設けることができます。