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2020.08.04 ブログ
家の作りやうは、夏をむねとすべし
こんにちは。アッシュホームです。
毎日暑い日が続きますね。
突然ですが、「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という言葉を聞いたことがありますか?かの有名な徒然草の一節で、「家づくりは夏の過ごしやすさを考えましょう」という意味合いです。
高温多湿な日本では、昔から暑さ対策が課題になっていたんですね。
特にこの頃は当然のことながらエアコンはなかったので、夏に風通しが良くなるよう家を設計していたのです。
現代であっても、この考え方は重要です。風通しを良くすることで、換気効率が良くなる、湿気が室内に留まらない、心地よい風が感じられるなど、さまざまなメリットがあります。
夏快適に過ごす家づくりをするなら、風の流れを考えて窓の位置を決める必要があります。アッシュホームでは、家づくりの際に風配図を使って窓の位置を考えています。
たとえば、名古屋では夏の時期は南東に向かって風が吹く傾向があります。一方、岐阜では特定の方角というものはなく、風が北から吹くこともあれば南から吹くこともあります。
このように、エリアによって風の吹き方も違います。
気象データの統計をもとに、「どこからどれくらいの強さで風が吹くのか?」を表したものが風配図。
これを根拠にしているから、夏も快適に過ごせる家が実現できるのです。
古来より伝わる「家の作りやうは、夏をむねとすべし」。アッシュホームではこの考え方を受け継いで、家づくりをしています!